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2018年2月 1日

こんにちは、タニダ歯科医院の勤務医の片山です。

今回のブログは指しゃぶりについて書かさせていただきます。
指しゃぶりについて
患者さんのご家族に質問されることも踏まえていくつもりです。

まずはじめに指しゃぶりの時期についてです。
指しゃぶりは早いお子様だと新生児の頃から、
もっともっと早いお子様だと胎児の時にしているそうです。
一般的には生後、2か月前後から始める事が多いようです。
指しゃぶりはいつまで続くのかと言えば、
これも始まりと同様に個人差がありますが、
3歳から5歳に止めるお子様が多いです。
幼稚園にいきはじめると
ピタッとしなくなるお子様もいれば、下に弟や妹ができて、
始めてしまうお子様もいらっしゃいますので、
一概には言えません。
2歳から3歳の間に少しずつ気長にやめさせていくのが
いいかと思います。急に止めるのは大人でも難しいですから。

次に指しゃぶりによる歯並びへの影響についてです。
指しゃぶりが夜眠る時など、
時間が限られている場合には然程影響はありません。
しかし、日中何時間もしているようであれば
歯並びに影響してきます。
指しゃぶりの影響を受けた歯列は、
上の前歯が唇の方に開き、低くなります。
下の前歯も同様に、低くなり開いていきます。
親指の場合は中央が開き、
人差し指の場合は真ん中より少しずれて、
上の前歯と下の前歯が噛まない状態になります。
このような歯列を開咬といいます。
ではこのようになってしまった場合、どうすればいいのかといえば、
年齢、指を吸う時間によって変わります。
年齢が2歳までなら様子をみます。
3から5歳なら積極的に止めるように仕向けなければなりません。
まず、第一に、指しゃぶりを止めるように
お子様の心のケアが大事になるので
ご両親と一緒に原因や、方法を探ります。
なぜなら指しゃぶりは
心の安定を求めてしていることが多いからです。
指にその子の好きなキャラクターのバンドエイドを貼ったり、
嫌いな食べ物、わさびを塗ったりと、様々です。
しかし、指しゃぶりで出来てしまった開咬は、
自然に治ることがほとんどです。
5歳頃までになら、ひどくない開咬なら自然に治ることが多いです。
でも、開咬の場合、
舌突出癖という悪習癖が起こっていることがあります。
つまり、指しゃぶりだけでできた軽い開咬なら問題ありませんが、
開咬がひどい場合には舌突出癖が併発していることがあり、
指しゃぶりをやめても、開咬は無くなりません。
舌突出癖というのは、
日頃のずっと開咬の空いている前歯の間に舌があるというよりは、
物を飲み込む時に陰圧にする為に
舌を前歯の隙間に持っていく癖がほとんどです。
舌突出癖は専用の装置を入れたり、
口輪筋を鍛える方法などで治療していきます。
まとめますと、
3歳までには指しゃぶりを止める様にしていただき、
6歳頃まで続けてしまい、
舌突出癖が出てきている場合には
矯正治療が必要になる可能性があるということです。
前歯の生え変わりだけでは
開口が治らないことがありますので注意が必要です。
お子様のを診療させていただく時には、
そういった癖などがないか、隈なくチェックしています。
なので安心してご来院ください。


20180201katayama.jpeg

写真は親指にある吸いだこです。
よく吸う指には吸いだこができますので、指をよく見てください。

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