«  2018年3月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« 指しゃぶりについて | メイン | 歯並び »

2018年2月 8日

こんにちは、歯科医師の川村です。

毎日寒いですね。
体調に気をつけて、お過ごし下さい。

義歯(一般的には、入れ歯)についてです。

20180208kawamura.JPG


歯を抜いてしまったり、抜けてしまったり・・・。
残念ながら歯を失ってしまったあとの治療法には、
ブリッジ・義歯・インプラントの3つがあります。
その中の義歯についてです。

義歯を作ったことのある方、
これから初めて義歯を作る方、いらっしゃると思います。
義歯を作っていく時に
必ず説明される項目の1つに、来院回数があります。
4回~5回かかりますよ、1か月半位かかりますよ、
と言われた記憶ございませんか?
義歯を作っていくにはいくつかの工程が必要になります。


<工程1(場合により2回)>
●型どり
歯医者で何か作る時(修復物)に必ずすることは?
そう、型を取ること!
義歯を作るのにも、もちろん型どりをします。
ただし、詰め物や被せ物を作る時の型どりとは、異なります。
歯肉、粘膜の型も取らなくてはいけません。
ですので、精密な型どりをする必要があります。
精密な型どりをする場合、工程が2回になります。


<工程2>
●咬合(かみあわせ)
型どりをして、上と下の模型が出来上がりました。
ここで重要なのは、どこで噛んでるのか?になります。
上下的な位置(高さ)、左右的な位置を再現しなくてはいけません。
そこで、噛み合わせを取るための装置を使って噛み合わせを取ります。
噛み合わせがずれてしまうといけないので、慎重に取っていきます。
何回か、開けて~、噛んで~と、言いながらやります。


<工程3>
●試適
完成一歩手前の状態です。
実際に、金属のバネや人工の歯を並べてきます。
もし、噛み合わせがずれていたりすれば、
1つ前の工程に戻ることもあります。
鏡をみてもらい、問題ないようであれば終わりです。

<工程4>
●完成
義歯が出来上がりました。
バネの強さや噛み合わせの高さなど、微調整をしていきます。


義歯の完成までの工程は以上です。
しかし、これで終わりではありません。
何回かの義歯調整が必要です。
実際に食事をして噛んでみると
痛いところや違和感がある所が出てくるかもしれません。
何回かの調整をしていき、使ってもらえる義歯にしていきます。

最後に、
義歯(一般的に言うと、入れ歯)は、毎日の手入れが、必要です。
部分的な義歯の場合、金属のバネがあるので、
そこの隙間からものがつまりやすかったりします。
ですので、食事の度に外して、軽く水洗いしなければなりません。
お湯につけてしまうと、
義歯のピンク色の部分が変形してきてしまうので避けて下さい。
ご自宅等で洗われる際に、
歯ブラシや洗浄剤を使われる方もいると思います。
あまり歯ブラシで強く擦ってしまうと、
義歯の表面に非常に細かい傷ができてしまい、
汚れや匂いの原因となることがあります。
柔らかいブラシで軽く洗って下さい。
歯磨材の中には、研磨剤が含まれていますので、
使用してしまうと、傷の原因となることがあります。
汚れが気になるようになりましたら、
市販の義歯洗浄剤を使って頂いても結構です。
毎日使う必要はないです。
汚れが気になりましたら、使って下さい。
義歯の材質にもよりますが、一般的な義歯は、乾燥に弱いです。
外した後は、水を入れた容器の中で保管しておいて下さい。

また義歯は定期的なチェックも必要です。
使っていると歯肉との間に隙間ができて落ちやすくなったり、食べているときに動いたりします。
そうなると歯肉に痛みが出たり、場合によっては残っている歯に負担がかかったりします。
定期的に歯科医院で見てもらって、必要があれば裏打ち(リベース)したり、新しく作成したりすることが大事です。

当院では検診時に専用の強力な洗浄液で、家庭では落としきれない義歯の汚れも落とすサービスをしていますのでご活用ください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tanidashika.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/4305

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
タニダ歯科医院

医療法人社団
タニダ歯科医院

当院の勤務医が書いているブログです。笑顔になれる内容がいっぱいで、当院をもっと身近に感じることができます

院長ブログ

新スタッフブログ

スタッフブログ