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2020年1月30日

ドクターズ・ファイルに掲載されました

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西宮名塩駅から徒歩4分。また駐車場28台分を備えており、電車でも車でも通院しやすい「タニダ歯科医院」。
総勢50人以上のスタッフで幅広い分野に対応する同院には、老若男女を問わず多くの患者が訪れる。
「愛と感動と笑顔があふれる歯科医院」のコンセプトどおり、院内はいつも笑顔にあふれている。
谷田英輔院長は幾度となく人生の困難を乗り越えてきた。その苦労を感じさせない明るい人柄と長年培ってきた技術で、チェア2台から15台の大きな歯科医院へと成長させてきた。
歯科医師としても人としても魅力あふれる院長に、歯科医療への熱い想いを語ってもらった。(取材日2019年10月30日)

丁寧で誠実な診療を続け、大規模歯科医院へ成長

開業されるまで大変なご経験をされたそうですね。

df1.jpgもともと古い自宅を改造して開業するつもりでしたが、明日が工事の初日という日に震災に遭い白紙に戻りました。
地区は区画整理の対象になり、妻と2人体育館に住んで食事と服も配給という暮らしが続きました。
そんな時医療用地だったこの地で開業する人はいないかと歯科医師会を通じて募集があり、手を上げたんです。

当時は住民が3000人ぐらいで何もなく、歯科医院を営む場所としては決して有利とはいえませんでした。

住宅ローンを組んだ銀行の支店長さんが心配されて毎日様子を見に来られていたくらいです(笑)。

最初はチェア2台の小規模な歯科医院だったそうですね。

ええ。患者さんに来ていただくにはこの立地ではクチコミしかないとわかっていたので、全力で診療させていただきました。
もちろん今もですが。すぐにクチコミで広がり、3ヵ月たった時点で勤務医を入れることができました。自分で言うのもなんですが、初診に1人1時間はかけて本当に丁寧に診るので、一生懸命な気持ちが伝わったのだと思います。

せっかく来てくださった患者さんにいかに感動を覚えて帰っていってもらうか。それだけを考えて日々診療に臨み、ありがたいことに今ではチェア15台、スタッフ50人以上の歯科医院に成長しました。

掲げていらっしゃる理念についてお聞かせください。

df2.jpg当院の理念は「愛と感動と笑顔があふれる歯科医院」です。
スタッフ全員にそういう気持ちで患者さんに接するように伝えています。
「愛」というのは、患者さんに対し、自分の家族に対するような気持ちで対応しましょうということ。
人に行動を起こしてもらうには人の心を動かす、つまり「感動」しかないと思うんです。
それには確かな技術を提供することが大前提ですが、例えば説明も重要です。
どの歯科医院でも説明はすると思いますが、「ここまでしてもらったことはない」と患者さんはおっしゃいます。常に感動を与えるのは難しいのですが、いつも念頭には置いていますね。

具体的に、説明にはどのくらい時間をかけるのですか?

症例にもよりますが、1時間ほどです。虫歯で来た患者さんに、1時間じっくりかけて説明したら、やはり感激されますね。
例えば、風邪で病院へ行った方が、こういうことが原因ですと説明を受けますよね。そして生活習慣を改善すれば風邪をひきにくくなりますよとアドバイスを受ける。また、インフルエンザの場合こういう薬を出します。
こういう病理で、薬はこういう作用機序になっているが、効かなければこうすべき......など。そういったことを1時間話すんです。
もちろん、説明はいいのでできるだけ早く治療を終わらせてほしいという患者さんには、相応の対応をしています。


患者の口腔の健康のため、スタッフ全員が全力を尽くす

予防にも注力されているそうですが、衛生士さんも多くいらっしゃるのですか?また、教育はどのように?

df3.jpg40分から1時間かけてじっくり予防診療・処置を行います。衛生士は20人いますが、それでも土曜日などは予約が取れないほど、予防目的の患者さんが来られます。
衛生士の総労働時間を変えずに、昼休みをずらすなどして対応しなければいけないと思っているところです。当院は衛生士に限らずスタッフ全員試験をするようにしています。
まずは電話の受け答えや窓口での受付対応、そんなことからすべて合格してようやく戦力として加わってもらっています。彼ら彼女たちの生活がかかっていますし、また、全員が楽しくやりがいを持って頑張れる環境づくりをしていかないといけない。そういう責任の重さは感じていますね。ただ、今も歯周病の勉強会をしているんですが、スタッフが自発的に学んでくれるので、非常に頼もしいです。

歯科医師の方もたくさんおられますね。
各分野の専門歯科医師が多くいます。これまで増改築を3回したのですが、そのたびに来てもらいました。増改築は患者さんが増えたため、必然的にチェアを増やしていった形です。
本当は私が1対1で診られる範囲でやるのが自然なのかもしれませんが、気づけばこうなっていましたね。

今でも初診は、他の歯科医師が担当した患者さんでも、私がなるべく最初に行って挨拶するようにしています。
新しく歯科医師が来た時には、他のスタッフもそうですが、研修は徹底的にしています。新人は半年から1年くらい、経験者で短くても1ヵ月は私につけるようにしています。

これまでで特に心に残る患者さんのエピソードはありましたか?

df4.jpg心に残る方はたくさんいらっしゃいます。訪問診療の話ですが、ご高齢で施設に入っておられる方で、脳梗塞によって倒れてしまい、胃ろうにするしかないと言われた方がいらっしゃいました。
でも、ご家族がどうしても口から食べさせてあげたいと言われて、施設のほうから診にきてくれと頼まれたことがありました。食べ物を正しく飲み込む一連の機能がうまくいかなくなる「嚥下障害」があって難しいというのはありますが、胃ろうをしている人でも、口から食べられるようになることはあります。

どんなものでもということではなく、お粥とか、ゼリー状にしてあげたりとか、こちらの指導する食形態の範囲内でステップを踏んでいけば、また口から食べられる可能性はあると思います。口から食べられるようになると、身体機能や認知機能の改善にもつながっていくことがありますから、諦めないでいただきたいですね。


口腔の病気を徹底予防し、全身の健康へとつなげる

先生がやりがいを感じられるのはどのような時ですか?

df5.jpg患者さんやご家族に喜んでいただけた時もそうですが、ずっと予防・メンテナンスだけに来られていて、一度も歯の病気にならず一度も私が治療をしたことがない。そんな患者さんの存在にもやりがいを感じます。

予防のためにずっと継続して通ってくださるというのが、治療をして治すこと以上にうれしく感じるのです。
予防に来られて、帰り際に「ありがとう」と言われる。スタッフを直接褒めてくださっているわけではないのですが、通い続けてくださるということはそういうことなので、本当にそれがうれしいです。
歯の健康のためには、治療より予防が絶対大事だと思っています。

すべてに全力を出されている印象ですが、ご自身でもっと頑張りたいと思われることはありますか?
4年前から始めた訪問診療です。外来でいっぱいいっぱいでずっと余裕がなくて、それまで訪問診療はやっていなかったんです。
それでどこか別の歯科医院から来られた患者さんに「先生が来てくれたら良いのに」と言われて、その一言で今まで何をしていたんだろうと思ったんです。逆の立場なら悲しいなあと思って。
実際は私は行けないかもしれないけれど、スタッフが行けたらきっと喜んでくださる。私自身は嚥下治療に月数回程度行き、他は訪問診療専任の歯科医師や歯科衛生士が頑張ってくれています。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

df6.jpg予防に来られる人は増えてきたものの、まだまだ来られない人も多いのが現状です。
歯周病についてはさまざまな全身疾患との関連性を指摘されるなど、お口の中の病気はさまざまな病気につながりやすいので、ポスターを貼ったりお話をしたりして、予防の大切さを地道に啓発していかなければいけないなと思っています。

これまで多くの患者さんを診てきて、「こんなことならもっと痛くない時に来るべきだった」と長く放置していたことを後悔される方を多く見てきました。

また、口内の痛みの原因は虫歯だけではなく口腔がんなどの場合もあります。
当院には日本口腔外科学会の口腔外科専門医の資格を持った歯科医師もいて、さまざまなことに迅速に対応できます。痛くなくても予防に通っていただく。
それが長生きの秘訣だと思います。


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