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2018年2月22日

歯科医師の久貝です。

さあ、この前新年を迎えたかと思ったら、
あっ!!
と言う間に、もう二月の終わりです。
本当に「時間が経つのは早い」ですねぇ・・・
て、感じたら「歳ですね。」って
感じる歯科医師の久貝ですが
何か問題でもあります?
はい、無いですね?
さぁ、皆さん 
この年末年始で何か変わったことはありましたか?
新年を迎え、新しい目標を立てた人もいるかもしれませんねぇ
年末に結婚して、新年から色々と
新しい生活が始まった人もいるかもしれません。

学生さんなら、進学、就職の決まってくる時期で、
新しい生活に期待と不安でドキドキしている頃ですかね。

我が家では、年末に新しい家族が増えて大忙しです。

今さっきまで子供を寝かせていましたが、
時計を見たら・・・・はい、二時ですね。

・・・・マジで眠いです・・・・。

でも、少子化の世の中で、
子供を授かることが出来たのは、
ホントに幸運なことで神様に感謝です。
子供は「子宝」で、「賜りもの」なので大切に育てたいですね。

さて、子供が無事に産まれ、
奥さんも一段落したところですが
皆さん、「妊産婦検診」って聞いたことありますか?
妊娠して歯科検診に行った方が良いのか
悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
又、よく耳にするトラブルで

「妊娠中に虫歯が増えてしまった」
「歯茎が腫れやすく歯ブラシをした時に出血してしまう」

など感じている方も多いと思います。
妊娠中は体だけではなく、
お口の中にも変化が起こりますが、
なぜ変化が起こりやすいのでしょうか?・・・判ります?

それは
「女性ホルモンの変化と細菌」
に関係があります。


20180222kugai1.png

今回は妊娠中の歯科検診についてお伝えしますので、
妊娠期のお口の変化に悩まれる方の参考になればと思います。
まず妊娠初期(〜15週)は
胎児の感受性が高い為一般的には控えて頂いた方が良いです。
つわりも減退してくる安定期(4か月)から
歯科治療を受けて下さい。
また妊娠後期(28週〜)はお腹が大きくなり椅子を倒す際に
「仰臥位性低血圧
(お腹が圧迫され苦しくなったり気分が悪くなってしまう症状)」
を起こしてしまう恐れがあります。
様々な理由から、妊娠中は積極的な治療が難しくなります。
痛みが出た際、非妊娠時に出されていた薬が
服用できず痛みに悩まされる事もあります。

よって
「痛くなってから歯科医院にかかる」
のではなく、
「安定期に入ったら積極的に検診」
を受け口腔内を整えて下さい。

さて、では妊娠中によくあるトラブルを
今から説明していきますが、
そもそも、「なぜ妊娠中にトラブルが起こるの?」
ということですが、妊娠中は
「非妊娠時に比べホルモンが10倍〜1000倍に増える」
と言われています。
これらのホルモンは口腔内にも影響を及ばします。

その結果
1.歯肉炎になり易い。
2.虫歯になり易い
3.お口の中のネバネバ・口臭が起きやすい
4.妊娠性エプーリスが起こり易い
5.口内炎になり易い

20180222kugai.png

①は、妊娠中はホルモンの変化と
プラークの存在により歯肉炎になりやすいです。
中期〜後期にかけて症状が現れ悪化しやすくなります。
また、歯肉炎の原因となるプラークは
炎症関連物質であり血液に運ばれ
子宮の収縮を起こし「早産の原因」とも言われています。


②は、妊娠初期は、
つわりの影響によりブラッシング困難になります。
非妊娠時も同じ事ですが
ブラッシング不足は虫歯の原因となります。
それに加え妊娠時は、
つわりにより胃酸が逆流し口の中を酸性にします。
口腔内が酸性に傾くと虫歯のリスクが上がります。
結果、虫歯になりやすくなります。
妊娠時は積極的な薬の服用が難しいため
痛みに悩まされストレスを感じ、
母体だけではなく胎児にも影響を及ぼします。

③は、妊娠中は細菌の変化やストレスにより
唾液の分泌量が減少します。
唾液には
「自浄作用(自然に生じる殺菌、消毒効果)」
があるので口腔内が乾燥すると
細菌が繁殖しお口のネバネバや口臭が起こります。


20180222kugai2.png


④は、妊娠時独特の症状であり
上の前歯の歯肉が大きく腫れてしまう症状です。
妊娠16週前後に症状を感じやすく
出産後には消失してしまうのが特徴です。


⑤の口内炎の原因の一つとしてはビタミン不足です。
妊娠時がしっかり栄養を取らなくてはならないですが
つわりや口腔内の変化により
栄養が偏りがちになります。
バランスの良い食事を心がけて下さい。

妊娠中は口腔内の細菌の変化で
歯肉炎や虫歯になりやすいので
安定期に入ったら積極的に検診を受けましょう。
痛くなってからでは遅いですし母子共にストレスになります。
生まれてくる赤ちゃんの為にも
まずは母親の口腔管理は必須です。
何か疑問に思っている事や不安な事があれば
掛かりつけの歯科医師や歯科衛生士に質問して
なるべくストレスを抱え込まないようにしましょう。

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