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2018年7月19日

こんにちは!歯科医師の今泉です。
突然ですが題名でもありました、
かかると嫌で、役に立つものとはなんでしょう?


それは唾液です!
興奮して喋り相手にツバが飛んでしてしまったり、
うたた寝していたらツバが腕にべっとり付いていて
テンションが下がってしまうことありませんか?

また、唾をつけるや天に唾するなど
あまりいい意味にも使われない可哀想な液体です。


ちょっと嫌われがちなツバ(唾液)ですが実はすごいんです!!
今回はみなさんに唾液のすごさを知ってもらい
唾液の名誉を回復したいと思います。

唾液ってどんなことしてくれるの❓

1️ 細菌が入ってくるのを防いでくれる

唾液には抗菌作用があり、
口を通して細菌がからだの中に侵入することを防いでくれます。

2️ 虫歯になりにくくする

むし歯菌が食べものの付着した歯の表面に生息すると、
そこの付着物を取り込んで酸を出します。
この酸は歯を溶かし穴があけ、むし歯にしてしまいます。
唾液には、酸性に傾いたお口の中のを
中性に戻す作用があります。
こうした作用を緩衝作用といいます。
緩衝作用が強ければ強いほど
むし歯に強い環境を作り出してくれます。

補足
緩衝作用とは
酸性とアルカリ性をある一定の範囲に保つ作用です。
酸性・中性・アルカリ性とは
食酢や果汁のように、すっぱい味のするものは酸性、
草木を燃やしたあとにできる
灰を水に溶かした灰汁(あく)のように、
苦い味のするものはアルカリ性です。
その中間が中性です。
お口の環境は中性が理想なんです!


3 虫歯になりにくくする

むし歯になると自然に治ることはありませんが、
むし歯に至る一歩手前の状態があります。
そんなときは、歯の表面が過度に白くなっています。
唾液の中には、
カルシウムやリン酸といった
さまざまな無機物成分が含まれています。
これらの成分が、むし歯の前段階である、
歯の表面が白くなった状態のときに、
元の状態に戻そうとしてくれる作用を発現します。
(再石灰化作用)


4️ 口の中に傷をできにしてくれる

口の中には舌や頬、唇などの軟らかい部分があります。
歯は、骨よりも硬いという性質があり、
そんな硬い部分が話をする時、食べる時、
ずっと軟らかい部分に当たり続けています。
唾液には、
軟組織部の動きを滑らかにする潤滑剤の作用があり、
こすれて傷を付けるのを防いでくれています。


5️ 食べ物を消化を助けてくれる

唾液の中には、
アミラーゼという酵素成分が入っています。
これは、でんぷんを分解する作用がある消化液の一種です。
食べ物を噛めば噛むほど、唾液はたくさん出されます。
言い換えれば消化液がたくさん出てくることになり、
お米やパンなどの炭水化物が消化されることになります。
この作用があるおかげで、消化時の胃腸の負担を軽くしてくれます。

唾液を少し認めてもらえましたでしょうか❓❓

20180719imaizumi1.jpg

唾液は成人では1日あたり1~1.5リットル程度出されます。

しかし、30代をピークにして減少し始めます。
70代にはピーク時の3割ほどにまで減少してしまいます。

どうしても加齢とともに減少してしまうのですが、
唾液を出す方法はいくつかあります!
その方法や対策など
タニダ歯科医院で説明させていただきますので、
お困りの方は是非お越しください。

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