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2018年9月21日

こんにちは。
歯科医師の今泉です。
美味しいものが多い食欲の秋がやってきましたね🍁!
私は美味しいものに出会うと本当に幸せな気分になります。
そこで今回は味をテーマにしたいと思います。
みなさん食べ物を食べた時、
甘い、しょっぱい、すっぱいなど色んな味を感じると思います。
ではなぜそのように感じているのでしょう?

1️⃣食べ物の味ってなんで感じるの❓

食べ物の味は、
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの「基本味」に分類されています。
口の中で食べ物を噛むと、食品の組織が破壊されます。
それが唾液と混ざると、食品成分中の分子やイオンが溶出し、
これらの化学物質(味物質)が
舌にある「味蕾」で感知されることで味を感じるんです。

2️⃣味蕾(みらい)ってなに❓

味蕾とは、舌表面にあるざらざらした突起のくぼみにたくさん分布し、つぼみのような形をしたものです。
絵で説明すると以下のようなものです。
20180920imaizumi3.png

味蕾は舌以外に、軟口蓋や頬の内側、咽頭、喉頭にもあります。
食べ物や飲み物に含まれる化学物質(味物質)を感知すると、
電気信号となって脳に伝わり、甘味や酸味、塩味などの味を感じるわけなんです。
味がまさか電気信号で感じるとは意外ですね。

3️⃣味蕾の数と寿命はどれくらい❓

舌には約5,000個、口全体で約6,000個の味蕾があります。
ほとんどが舌にあります。
味蕾の中に味細胞があり、その寿命は約10.5日と比較的短く、
味蕾の味細胞は次々と新しい細胞に入れ替わります。

20180920imaizumi2].jpg

4️⃣人によって味の感じ方が違うのはなんで❓

自分が美味しいと思っても
家族や友人が不味いと思ったりすることってありますよね。
なんででしょう?
完全な理由は解明されていないのですが、
味蕾の数や場所によるものがひとつの原因として考えられています。

味の感じ方は年齢だけではなく、
性別や人種によっても違いますし、個人差もあります。
また、味覚は、気候や風土などの環境にも左右されます。
日本人は白人に比べて味蕾の数が多いので、
日本料理のように繊細な味の料理が発達したのだという説があります。
また、日本人の男性は女性よりも味蕾の数が多いので、
甘いものを甘く感じすぎて苦手であるという説もあります。
意外に男性の方が舌は繊細なのかもしれませんね👅


5️⃣年をとるにつれ味を感じにくくなったのはなぜ❓

年をとるにつれ、味蕾の数だけではなく、唾液の分泌も減少してきます。
すると食べ物がうまく唾液に溶けずに、
味蕾に届きにくくなるのも、味を感じづらくなるひとつの原因です。
ですから、老人になると、味を感じるまでに時間がかかったり、
どちらかというと味が濃い食べ物を好むようになります。


6️⃣若くても味が感じにくくなることがある⁉️

はい、あります。
それは味覚障害と呼ばれています。
味覚障害にもさまざまなものがあますが、
多くは味蕾に異常があるために起こります。
その原因で最も多いのが、亜鉛が足りないために起こる味覚障害です。
亜鉛というのは金属の一種で、
私たちの体の細胞が新しく作りかえられるとき、その亜鉛が必要になります。
先程味蕾の中の細胞は、寿命が10日ほどしかないと説明しました。
つまり、10日ごとに新しく生まれ変わらなければなりません。
そのとき、亜鉛の助けが必要になるのです。
しかも、亜鉛は、体の中では作り出せないので、
外から取り込まなくてはなりません。
亜鉛は、小麦の胚芽や生ガキ、カタクチイワシ、カボチャ、ココア、抹茶などに
多く含まれています。
病気や他の薬のせいでこの亜鉛の取り込みができなくなると、
亜鉛不足が起こります。
また、加工食品やインスタント食品に含まれる食品添加物により
亜鉛を取り込みにくくするものがあります。
無理なダイエットや、好きなものばかり食べる偏食によっても、
亜鉛不足が起こります。
ですから、若い人たちにも、味覚障害が増えもんだいにもなっています。


亜鉛無くして美味しいものにはであえんということですね!

苦いものもすっぱいものも一つの味覚ですので、
うま味だけでなく他の味覚も堪能し健康増進して下さい。

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