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2019年1月10日

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

こんにちは、歯科医師の久貝です。

さぁ、ついについに新年を迎えてしまいました!
いやぁ~~、めでたい!!
皆さん、新年はどのように過ごされましたか?
家族で過ごされた方々も
故郷へ帰られた方々も
どこかへご旅行へ行かれた方々も
皆さん思い思いの年の瀬、新年を迎えられた事でしょう
僕も田舎の方へ帰り、
親戚一同が集まって暖かい時間を過ごさせて頂きました。
まぁ、また 年を一つとってしまう事が
本気で嫌すぎますけど・・・
さて、お正月と言えば 定番は「おせち料理」、
「お雑煮」ですけど、
皆さんのご家庭の「お雑煮」って、どんな感じです?
地域によって色んな種類がありますよね
「おすまし」であったり、
「味噌汁」であったり、
その味噌の種類も「白味噌」や「赤味噌」
中に入れるお餅も様々です。
大学の頃にいた四国では「白味噌」の「お雑煮」で
中に入っていたお餅は「あん餅」でした
衝撃です!!
だって「あん餅」ですよ!!!
しかも「白味噌」のお雑煮で
かつ、その中に「あん餅」がダイブ!!!
僕の故郷では、
カツオ出汁の「おすまし」だったので、
かなりの衝撃でした
・・・・って、
言っている僕の故郷の「お雑煮」も
別の地域の方が聞いたら、
「えっ!?」って思われるような事があるんでしょうね。
本当に地域差って、面白いですね。
さて、そのお雑煮の中に入っている「お餅」なんですが、
この時期はよく事故が起こるんですよねぇ・・・
アレですよ、アレ・・・

「誤嚥」です

この時期のニュースで頻繁に耳にしませんか?
「喉にお餅を詰まらせて、○○さんが救急車で運ばれました」
みたいなヤツ。

怖いですねぇ・・・、恐ろしいですねぇ・・・

65歳以上の高齢者の
「誤嚥(ごえん)等の不慮の窒息」による死亡者数は
毎年一定数おり、
その半分は「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」によるもの。
要因となる食品では詳細不明なものを除くと
「おかゆ類」「餅」の順に多く、
また救急搬送者数を発生月別に見ると
1月が30.7%で最も多くなっています(2016年)。


20190110kugai.png

 専門家によると、
餅は、表面温度が40度以下に低下すると
硬さが増す特質があるため、
口から喉に入っていく過程で一層硬くなるとのこと。
また温度が体温以下になるとく
っつきやすさも増すといった理由から、
窒息につながることがあるとのこと。
さらに食べるときに重要になる唾液の出が悪い朝などはより注意し、
食事の前に口を動かしたり、
最初にスープ等で喉を潤してから食べることが、
窒息を防ぐために有効としています。

 高齢になるほど
①唾液の量が減り、
②歯の機能が衰え、
③噛む力や飲み込む力などが弱くなる

等の症状が見られるため、
高齢者の窒息事故は起こりやすくなってしまいます。
これを防ぐための餅の安全な食べ方として、

・「餅は小さく切っておく」
・「餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく」
・「餅はよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む」

の3つのポイントを挙げています。

 なお、これらは高齢者本人だけでなく、
家族など周囲の人も一緒に注意し、
知っておくことが事故を防止する上で大切となります。
 また、万が一、窒息事故が起きてしまった場合。
まず窒息した人は言葉を発せなくなるため、
顔色が急に悪くなったり、
喉に手を当てて呼吸ができなくなったことを示す
動作(チョークサイン)が見られたら窒息を疑いましょう。
その際には救急へ通報(119番)し、
速やかに異物除去の応急手当を行います。
 応急手当は、後ろから引くように
ヘソの上あたりを圧迫する「腹部突き上げ法」と、

20190110kugai1.png


後ろから肩甲骨の中間あたりを叩く
「背部叩打法」の2つ。
高齢者の場合には前者の
「腹部突き上げ法」を優先して行い、
また妊婦や乳児の場合には前者を行わず
「背部叩打法」のみを行います。


20190110kugai2.png



 季節がら まだまだ正月気分なので、
お餅を口にする機会が多いかと思われます。
なので、周囲にお年寄りや、小さなお子さんのいるご家族は
食事の際には充分に注意をして、
楽しい家族団らんの時間を過ごす様にして下さい。

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