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2019年2月 4日

こんにちは。
歯科医師の今泉です。
寒い日が続き、インフルエンザや風邪が猛威をふるっていますね。
原因の一つは乾燥だそうです。


インフルエンザや風邪症候群の原因は80~90%がウイルスの感染のようです。
ウイルスは生きた細胞の中だけで増殖する特異な微生物です。
ウイルスの多くは冬場の低温乾燥の環境で空気中の飛散量が増加し、
湿度の高い状況では、すぐに地面に落下してしまいます。
ところが、湿度が40%以下になるとウイルスの水分が蒸発して軽くなるため、
落下速度はゆるやかになり約30分間、空気中を漂うことになるのです。
空気中のウイルスは人が息を吸い込む時に鼻やノドから感染して、
流行しやすくなると考えられています。
また、空気が乾燥すると、ノドの粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、
ウイルスを防御する力が衰えてきます。
こうしたことが重なって、
空気が乾燥する冬にはインフルエンザや風邪をひきやすくなります。

歯科でも口腔乾燥は虫歯や歯周病・口臭の悪化を招きます。
今回は口臭をテーマに説明させていただきます。
口臭でお悩みの方は多くいられます。
家族や友人などに指摘され、ショックを受けた経験がある方もいるのではないでしょうか?
実は口臭は歯科治療で解決できる事が多いんです!
20190201imaizumi.png

1️⃣口臭の分類
口臭研究学会では口臭を5つに分類しています。


A病的口臭 45%
歯周病や重度のう蝕・唾液腺の機能低下
などに由来


B生理的口臭 22%
口腔清掃不良のために蓄積した舌苔や
プラーク由来


C仮性口臭 29%
自分に口臭があると思い込む精神的なもの


D病的口臭 1%
肝臓疾患などに由来

E口臭恐怖症 3%
真性口臭症(ABD)、
仮性口臭症(C)に対する治療で
訴えの改善が期待できないもの


2️⃣口臭の原因
口臭のほとんどの原因物質は口腔細菌が産生します。
我々が毎日食べるご飯を歯周ポケットや舌苔にいる細菌が取り込みます。
そして、それらを代謝・分解する際に細菌の排泄物として口臭成分が発生します。


3️⃣原因物質
原因物質は3つあり
1硫化水素
生理的口臭の原因物質
卵が腐った臭い

2メチルメルカプタン
歯周病菌から産生
野菜が腐った臭い

3硫化ジメチルサルファイド
肝臓疾患などの全身疾患由来
生ゴミの臭い


4️⃣治療法
1生理的口臭
歯ブラシと舌ブラシによる舌磨き
唾液腺マッサージ

2病的口臭
口腔内ケア及び歯周病治療


5️⃣口臭成分の毒性


口臭の原因物質のほとんどには毒性があり、
歯周組織の破壊を進めると言われています。
特に歯周病原菌が産生するメチルメルカプタンの毒性は高く、
日本の法律では毒物に指定されており、その毒性は青酸ガスに匹敵します。
最近の研究では歯周組織の破壊に最も強く関与していると指摘されています。

20190201imaizumi2.jpg

口臭の9割近くは歯科医院の歯周治療や口腔ケアで改善できます。
口臭でお悩みの方や家族・友人で悩んでいる方がおられたら
是非タニダ歯科ご来院下さい。
そのお手伝いができたら幸いです。


タニダ歯科医院のホームページはこちら:
西宮市・宝塚・三田・神戸市北区の歯科・歯医者ならタニダ歯科医院

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