«  2019年4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

« 歯周組織再生療法 | メイン | 歯科における局所麻酔薬のアナフィラキシーショックについて »

2019年4月18日


こんにちは。歯科医師の村重です。
四月に入っても寒い日が続いていましたが、
今週に入ってようやく暖かくなってきましたね。皆さんお花見は楽しめましたか?
私事ですが、
先月より月に一回の土日で開催されている勉強会に参加しておりまして、
愛知県にある蟹江町というところまで通っています。
道中は名古屋まで新幹線なのですが、なんとなく車両先頭のドア上に流れてくる
電光ニュース(あれをすごい見ちゃうのは僕だけでしょうか?笑スマホでニュースがいくらでも見れる時代なのに不思議ですね)に目をやっているとちょっと気になるニュースが。


「新種原人の化石、フィリピンで発見。大きな奥歯が特徴...」
"ふむふむ。今まで発見されている原人とは歯が違うのか。
しかし大きな奥歯とはいったい...奥歯は基本大きいものだけど。
大臼歯の歯冠幅径(横幅)が現代人の倍くらいあるのかな、
それだと顎が大きくなりすぎるけど、狩猟が主な食生活だと必要なのかな"
などと無意味な想像をしながら
さっそくグーグルで調べてみたところ出てきたのが下の画像です(朝日新聞デジタルより引用)

20190418murasige1.jpeg

確かに大きい!
いわゆる小臼歯と呼ばれる歯が大臼歯と同じ様な形をしているのがわかります。

以下、再び朝日新聞デジタルより抜粋
[フィリピン北部ルソン島で、5万年以上前の新種の原人の化石が見つかった。
フランスやフィリピンなどの研究チームが10日付の英科学誌ネイチャーで発表した。
歯の特徴が過去に見つかった人類と違っており、
「ホモ・ルゾネンシス(ルソン島の人)」と名付けた。
北京原人やジャワ原人などに続き、アジアで第5の原人がすんでいたことになる。
ルソン島にあるカラオ洞窟の地層から2007年以降、
歯や手足の骨、大腿(だいたい)骨など少なくとも3人分の化石が見つかった。
これらの分析から、身長は約1メートルと小柄だったことが判明。
奥歯の小臼歯が大きく、
根が3本に分かれているなど、ほかの人類にない特徴がみられたという。]

このように歯の化石がきっかけで新しい発見がされることは度々あります。
"目は口ほどに物を言う"という諺がありますが、
やはり口から得られる情報というのは計り知れないものだと実感しました。

さて、
ほとんどが蛇足になってしまって申し訳ないのですが(笑)、
今月の内容は外傷歯についてでした。

20190418murasige2.jpeg


歯の外傷というのは転んだりぶつけたりして、
歯(多くの場合上の前歯)にダメージを負ってしまうことをいいます。
乳歯か永久歯か、また破折なのか脱臼(歯が抜け落ちること)なのか、
神経を保存できるか否かなどで治療方法は多岐に渡りますが、
皆さんに覚えておいて欲しいこととしては
①歯をぶつけて、折れたり抜けたりしてしまった場合には、
 出来る限り早く歯科医院を受診すること。
②破折片や、抜け落ちた歯は保存液または、
 牛乳に浸けて持参してもらうこと(破折片の場合は水でも問題ありませんが、
 判断が難しいと思うのでとりあえず牛乳に浸けておいて下さい)。

抜けた歯を再植できるかどうか
、神経を保存できるかどうかは受傷後の時間が非常に重要な要素となります。
冒頭に書いたように、暖かくなって子供達も外で遊ぶ時間が増えると思うので、
もしものときのために頭に入れておいて頂ければ幸いです。

タニダ歯科医院のホームページはこちら:
西宮市・宝塚・三田・神戸市北区の歯科・歯医者ならタニダ歯科医院

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.tanidashika.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/4398

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
タニダ歯科医院

医療法人社団
タニダ歯科医院

当院の勤務医が書いているブログです。笑顔になれる内容がいっぱいで、当院をもっと身近に感じることができます

院長ブログ

新スタッフブログ