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2019年5月 9日


こんにちは、川村です。
少し暖かくなってきました。

歯を抜いてしまったり、抜けてしまったり・・・。
今使っている義歯が調整しても中々合わなかったり、壊れてしまったり。
義歯を作る時のシチュエーションは、いろいろあります。

ご覧の方の中には、義歯を作ったことのある方、
これから初めて義歯を作る方、いらっしゃると思います。
義歯を作っていく時に必ず説明される項目の1つに、
来院回数(期間)があります。
4回~5回かかりますよ、1か月半位かかりますよ、
とか言われた記憶ありませんか?

義歯は直ぐには製作できません。
義歯を作っていくにはいくつかの工程が必要になります。

<前段階>
●歯を抜いた直後は、抜いた後の傷口が治っていません。
歯肉が盛り上がってきてからの型どりになります。
治っていない状態で型どりをしてしまうと、
歯肉が治りきった時に形が変わっているので当たりが強くなったり、
隙間が空いたり、適合が悪くなることがあります。

<工程1(場合により2回)>
●型どり
歯医者で何か作る時(修復物、補綴物)に必ずすることがあります。
型を取ることです。
型を取って模型を作成しないと、製作することはできません。
義歯を作るのにも、もちろん型どりをします。
ただし、詰め物や被せ物を作る時の型どりとは、異なります。
歯肉、粘膜の型も取らなくてはいけません。
ですので、精密な型どりをする必要があります。
精密な型どりをする場合、工程が2回になります。
その場合は、個人専用のトレーを作製して、型どりします。
2回型どりする時、1回目と同じのことをしているように見えますが、
実は、型どりの器具が違っています。

<工程2>
●咬合(かみあわせ)
型どりをして、上と下の模型が出来上がりました。
ここで重要なのは、どこで噛んでるのか? になります。
上下的な位置(高さ)、左右的な位置を再現しなくてはいけません。
そこで、噛み合わせを取るための装置を使って噛み合わせを取ります。
噛み合わせがずれてしまうといけないので、慎重に取っていきます。
何回か、開けて~、噛んで~と、言いながら噛み合わせを採っていきます。

<工程3>
●試適
完成一歩手前の状態です。
実際に、金属のバネや人工の歯を並べてきます。
もし、噛み合わせがずれていたりすれば、
1つ前の工程に戻り再度かみあわせをとることもあります。
鏡をみてもらい、問題ないようであれば終わりです。
細かな微調整は、完成してきてから行います。

<工程4>
●完成
義歯が出来上がりました。
バネの強さや噛み合わせの高さなど、微調整をしていきます。


義歯の完成までの工程は以上です。
各工程の間は、技工所に出して、技工士さんに作製してもらいます。
ですので、製作期間などがかかり、義歯完成まで時間がかかります。


しかし、これで終わりではありません。
何回かの義歯調整が必要です。
実際に食事をして噛んでみると痛いところや
違和感がある所が出てくるかも知れません。
何回かの調整をしていき、使ってもらえる義歯にしていきます。
作った後も定期的に義歯のメインテナンス、調整をしていきます。

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