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2019年11月 7日

こんにちは。歯科医師の岩本です。
最近ではかなり知られるようになった歯科訪問診療ですが、初めての場合「何を準備しておけば良いのだろう?」と悩まれる方がたまにいらっしゃるので、
今回は、訪問診療の実際の流れについて書きたいと思います。
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まず、電話やFAXにて訪問診療の依頼を行っていただきます。
患者様ご自身、またはご家族、ケアマネージャー様などの介護に携わる方、どなたでも構いません。
当医院は連絡先をお伺いしておき、担当者が折り返しお電話を差し上げます。

お電話にて主訴、訪問先のご住所、訪問可能な曜日(基本的には決まった曜日に週1回訪問します)と時間帯、などを伺った上で、初回訪問日時を決定します。
当医院では一日に複数のチームが訪問診療を行っており、割と遠方まで訪問しておりますので、なるべく多くの方の診療を行えるように考えてルートの計画を立てています。
ですので、 「〇日の△時ちょうどに来て」というようなピンポイントのご希望には沿えない可能性が高いですが、
いくつかの曜日と時間帯を挙げてくださればその中からご提案させていただきます。

訪問は乗用車でお伺いしますので、駐車できるスペース(ご自宅のガレージとか、近隣のコインパーキングなど)を事前に教えていただけると助かります。
診療のお部屋はどこでも構いません。
患者様が楽な姿勢をとれる場所であれば、ベッドに寝たままでもとりあえずは大丈夫です。
また、治療内容によっては、治療用機械を使うためのコンセントや、使用した水を捨てるために洗面所や台所などの水場をお借りすることがございます。

訪問当日は、診療のシステムやに診療費の支払い方法などの説明を行ったのちに、契約書にサインをしていただきます。
外来診療とは少し異なるシステムのため、わかりにくい点もあるかと思いますので、遠慮なくお尋ねください。
患者様の自筆署名が難しければご家族の代筆でも構いません。

訪問診療にあたって、あらかじめご準備いただきたいものを以下に挙げます。
・保険証類(医療保険、介護保険など有効期限内のもの)
・公費負担受給者証(お持ちの方)
・お薬手帳

治療を始める前には、まず患者様のご希望をお伺いします。
「歯磨きがしづらいので口腔ケアをしてほしい」「義歯が外れて合わない」「歯が痛い」など、
一番気になっていることをお聞きしてから、どのように治療していくかご相談させていただきます。

例えば、嚥下機能が落ちていて、虫歯を削る際に流れる水でひどくむせてしまうような場合は、機械を使わず手用器具のみで治療を行ったり、
長時間口を開けていられないような体調の方でしたら何回かに分けて治療するなどの工夫を行います。
そういった面で、一般の外来診療とは異なった進め方になることも多いです。

聴覚などの障害のある方や、認知症の方の場合でも、その方に応じた方法でなるべくご本人からお話を伺うように心がけていますが、
遠慮がちな方は病状を軽めに仰ることもありますので、初回の診療時は、可能な範囲でご家族やケアマネージャー様のご同席をお願いしています。

治療が終わりましたら、治療内容の記録用紙(診療情報提供書)と、次回予定がある場合はその日時を記載したものを一緒にお渡しいたします。
診療費は一か月分をまとめて翌月に請求(口座引き落とし)させていただきますので、毎回ご準備いただく必要はありません。

大まかには以上のような流れとなります。


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