2023年8月:タニダ歯科医院ブログ

タニダ歯科医院ブログ

西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

痛みの原因

こんにちは。訪問担当の岩本です。

 

当院の訪問診療は

電話やFAXで受け付けていますが、

その依頼理由として

「どこかが痛むようなので見てほしい」

というものがあります。

 

 

 

 

今回は、口腔の痛みの原因について

頻度の高いものをいくつか

お伝えしたいと思います。

 

 

①義歯による痛み

合っていない義歯や

清掃不十分で不潔な義歯により、

粘膜に炎症が起き

痛むことがあります。

この場合は義歯の調整や

清掃及び管理方法の説明、

必要に応じて義歯の作り直しなどを行います。

 

②歯周病による痛み

歯周病が進行すると、

歯肉の腫れや歯のぐらつきにより

痛みが生じます。

口腔ケアの継続や抗菌薬の使用で

炎症を抑えることにより

楽になることが多いです。

 

③歯根の炎症による痛み

以前に神経をとる処置を行った歯に

多いのですが、

歯根の先(顎の骨の中)で

炎症が起きて

痛むことがあります。

抗菌薬の使用や歯根の再治療、

抜歯などを

状況に応じて行います。

 

④口腔乾燥による痛み

胃ろうや経管栄養の方で、

口腔内が極端に乾燥し

カラカラになっている場合に

多く起こります。

粘膜の老廃物や汚れの乾燥したものが

口の中にこびりつき、

口や舌を動かそうとするだけで

痛みがあるような状態です。

 

言葉による意思表示ができない方で、

口腔ケア時に強く抵抗されるような場合は

乾いた口を触られることによる

痛みが生じている可能性があります。

 

この場合、保湿材を用いて

口腔内を柔らかくしてから

ケアを行うなどの工夫をお伝えします。

 

⑤歯の破折に伴う痛み

加齢により歯質は脆くなっています。

歯の先が欠けたり、

噛む力に負けて歯根が折れて

痛みが出ることがあります。

 

また、欠けた部分の尖端が

粘膜に傷をつけたことによって

出る痛みもあります。

小さい欠けでしたら

少し削って丸めるだけで

解決することもあります。

 

⑥う蝕(虫歯)による痛み

若年者に比べて

頻度は少ないですが、

う蝕の進行により

歯髄炎(神経の炎症)が起きて

痛むことがあります。

 

歯の神経を取り除き、

かぶせ物を作るなどの

処置を行います。

 

⑦顎関節の痛み

歯ぎしり等の影響で生じる痛み、

また顎の関節が

外れてしまったことによる痛み

などがあります。

 

「顎が閉じられなくなった」なら

関節が外れていることが

ありますので、

関節を元に戻し固定を行うなどの

必要があります。

 

 

このように痛みの原因は様々で、

ご家族や介護なさる方が

お口を覗いても

分からないケースも多いです。

 

通院が難しい心身状態で

「歯科医院に行くのが大変…」

という時は一度、

訪問診療を利用されては

いかがでしょうか。

病気やお薬は必ず申告してください

9月休診日情報

すでに自分の歯が20本以下の患者さん!!諦めないで!!

こんにちは、歯科医師の加藤です。
今回は、「すでに自分の歯が20本以下の患者さん!!諦めないで!!」
というテーマでお話ししたいと思います。
以前から、健やかな高齢時代を迎え、
過ごす為に「8020」は確かに大切な目標です。
その中で、すでに自前の歯が20本以下になって
部分入れ歯や総入れ歯になっている患者さんも多いはずです。
そこで、入れ歯を入れても意味はないのだろうか?
という疑問になってしまいます。
私が思うに「8020」の意味するところは、

「気持ちよく食事が出来る咀嚼能力を保つことが老後の健康に役立つこと」

この点からいえば、
自前の歯が20本以下になったからと言って諦めるのは早いと思います。
治療方法は、多岐にわたります。
①両脇の歯を整えてブリッジにする方法
②部分入れ歯にする方法
③インプラントにする方法
などです。
ここで、嫌がられがちな入れ歯でも、
上手に使えば強い味方なのです。
例えば、寝たきりを招く脳卒中や骨粗鬆症、
または脳神経の萎縮によるアルツハイマーなどの予防に
咀嚼能力の回復と無関係ではありません。
入れ歯によってある程度まで咀嚼能力は回復できます。
つまり、歯が無くなっても入れ歯を使うことで、
20本以上ある患者さんには及びませんが、
入れ歯のない状態よりかなり咀嚼状況がよくなると思います。
新しい入れ歯に口の中がなじむには、
一定の期間が必要でなじみの度合いを診て、
入れ歯を少しずつ調整していくことが必要なのです。
噛めるようになっても所詮入れ歯は入れ歯で、
元の歯と同じように噛めるわけではないことは
頭の片隅に置いてもらいたいものです。
その限界を理解しつつ、
入れ歯と上手に向かい合ってもらえば、
入れ歯も強い味方になり得るかもしれません。
自分の歯で30回噛むところを
入れ歯では50回噛んで唾液に分泌を促すことで
食べ物を消化しやすい状態にして胃に送り込んでください。
ご高齢になることで唾液の分泌量は、
減少する傾向にあります。
入れ歯をせざるを得なくなった場合は、
神様が咀嚼回数を増やして唾液の分泌を促してくれたのだと思って
しっかり噛んで食事を楽しんでください。

近年、戦争、飢餓がなくなった日本。
わが国では、ほとんどが病気で亡くなっています。
病気になりにくい健康作りは食生活!!
よく噛めて食事を楽しむ!!
ことだと私は、思っています。
そこで、最後に以下の6つを提案して締めくくりたいと思います。
①調理の工夫で多様な食生活を
②サラダ、スープなどの副食から食べる
③バランスのとれた食生活を
④おいしく楽しい食事の時間を
⑤良くカラダを動かす
⑥食の知恵を身につける

以上の項目に気を付けて
毎日の食生活を楽しんで過ごしていただけたらと思います。
良い、1日を!!

ジュースには砂糖がこんなに…!

こんにちは。院長の谷田です。
8月も終盤ですが、まだまだ日中の暑さは油断ができません。
熱中症への警戒はもちろんのこと、この時期は夏の疲れから来る体調不良にも気をつけたいところです。
 
「歯が痛む」「歯がしみる」といったお口の症状がでた場合には、どうぞお早めにご来院ください。
 
さて、上記の症状で歯科医院に行った際、「むし歯」と診断されることが少なくないと思います。
 
むし歯といえば先日、西宮市と西宮市歯科医師会のコラボで「むしば0教室」が行われました。
 
当日は私も相談歯科医師として、教室に参加されたお子さんとお母様の口腔内の診査を行い、悩みや質問にお答えしてきました。
 
この日のために、西宮市保健所の歯科衛生士さんが啓発用の展示物を用意してくれており、中でもインパクト大だったのがこちらです。
 

 
清涼飲料水に含まれている砂糖の量が、一目瞭然ですね。
 
炭酸飲料であれば、酸に砂糖のダブルパンチとなり、お茶や水がわりに飲んでいると悲惨な結果になってしまいます。
 
むし歯の原因の一つは、甘いものがお口の中に残ることでむし歯菌が作用し、口内を酸性にしてしまうことです。
 
たまに飲むのはいいと思いますが、飲んだあとは必ず歯みがきすることを強くおすすめします。

 

 

 

タニダ歯科医院
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