タニダ歯科医院ブログ

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西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

お菓子のように甘くない!メタボの怖さ

 

医療法人社団タニダ歯科医院 理事長 谷田英輔


アレルギー②

こんにちは、豊原です。
もうすっかり初夏の陽気になり、蒸し暑くなってきましたね。
今回もアレルギーの続きです。

 

アレルギーは予防できるのでしょうか?
アレルギーは自己免疫の過剰反応のため、
感染症などと違い予防はなかなか難しいと考えられてきました。
しかし、アレルギーの治療や研究の積重ねの結果、
新たな指針のようなものは確立されつつあります。

 

例えば、アトピー性皮膚炎では、
新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが
3割以上低下することが分かりました。
大人でも、皮膚のバリア機能が障害された状態で
早期に十分なケアがされず荒れの改善が遅れると、
食物アレルゲンの皮膚感作が進行し、症状が悪化します。
スキンケアを徹底することで皮膚バリア機能を改善し、
新たな皮膚感作を起こさないようにすることが大切です。

食物アレルギーについても、
アトピー性皮膚炎のある乳児に対してその湿疹のケアを十分行いながら、
加熱鶏卵を少量ずつ経口摂取させることで、
卵アレルギーの発症を減少されることができると研究発表されています。
かつては妊娠中や授乳中に母親が特定の食物を除去することが良いと考えられていましたが、
今はその効果が否定されています。
むしろ、母親の栄養状態にはマイナスの行為であり、推奨されなくなってきました。
乳児に対して特定の食物の摂取開始時期を遅らせることも、
アレルギー発症リスクを低下させることにはつながらないことが報告されてきています。
離乳食の開始時期を遅らせたり、予防的に除去したりすることは、
経口免疫寛容の誘導の機会を奪うことにつながりかねなく、
結果的に食物アレルギーの感作を参考させてしまうこともあるそうです。
自分の思い込みで判断せず、専門医による正しい診断に基づいた制限をするように気をつけてください。

気管支喘息の予防では、
喘息の契機につながるような感染症などに気をつけることが大切です。
例えば、乳児期のRSウイルスやライノウイルスといったウイルス感染を繰り返すと
喘息を発症しやすくなることがわかっています。
そのため、手洗いやうがいなどを行い、感染症にかからないようにするのが大切です。
また、最近の研究から、2歳までに抗菌薬を使用したことのある子供では、
5歳時にアレルギー疾患に罹患する可能性が高いことがわかってきました。
このため、幼少期の不用意な抗菌薬の乱用は避ける方がいいのかもしれません。
また、アレルギーの原因であるアレルゲンも、乳児期から幼児期にかけて、
食物からダニやハウスダストなどに変わっていくとされています。
このため、ダニ対策などの環境整備を行うことも発症予防につながると報告されています。
自動車の排ガスやペットの毛なども喘息発症のリスクになるため、
これらの因子を避けることも大切です。
さらに、アトピー性皮膚炎を発症している場合は、
皮膚を炎症がない状態に保つことで
皮膚から体内にダニやハウスダストなどの吸入アレルゲンが進入するのを防ぎ、
喘息発症予防につながる可能性があるとされています。

アレルギーは国民病になりつつあります。
大人になってからも発症しますから、
普段から、かからない努力をできる範囲ですることは大切かと思います。

 

夏本番に向けて、熱中症にならないよう体を慣らしつつ、
無理は避けて、しっかり水分補給と休息を取って下さいね。

 


国民皆歯科検診

こんにちは。院長の谷田です。

 

 

先ごろ政府は経済財政運営の指針「骨太の方針」の中に、

「国民皆歯科検診」の導入に向けた検討を行う事を盛り込んだ。

目的は医療費の削減。

歯の残存歯数が多いほど、健康で生活できる人の割合が多いことは、データでも実証済みです。

 

私の座右の銘に「検診に勝る治療なし」という言葉があります。

検診に定期的に通われている方のほうが生涯を通しての残存歯数が多くなるのは、私も臨床を通して実感しています。

当院の待合室にもポスターを掲示しています。

 

定期的に検診を受けて、生涯を通して1本でも多くの歯を残すようにされる事を願っています。

 

 

【お知らせ】

現在訪問ステーションの増改築工事をしております。

9月末に完成の予定です。

それまでは訪問ステーション横の第二駐車場が使用できなくなっております。

ご不便をおかけしますがご理解の程をよろしくお願い致します。

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE


ブラキシズム

さて、もう季節は6月、初夏ですね。

まだまだ朝晩はひんやり、でも日中はメチャクチャ熱いっていう、

気温差がかなり激しい時期ですが、みなさん体調を崩してはいませんか?

そういう僕は、しっかりと風邪を引いてしまいました。

 

あっ、自己紹介が遅れました。

こんにちは、しっかりと体調を崩した歯科医師の久貝です。

 

最近診療をしていて、よく見る気がする症状なんですが、

皆さんは「歯ぎしり」をしますか?

患者さんに

「噛むと歯が痛いんです」、「頭痛がするように、ジーンとするんです。」

「メチャクチャ痛いわけじゃないけど、重い鈍痛が・・・」

「硬くて甘いものをかむとしみるんです。でも冷たい物がしみて痛いワケではない。」

などの症状を言われることが最近多いです。

 

口腔内を見て、ドコかが虫歯っていうわけでは無く。

レントゲンを撮ってみても虫歯がなく・・・

っていう事が多いんですよね。

 

そんで、口腔内の歯を見ると「摩耗の跡」、「頬粘膜に歯形」、「舌縁にも歯形」

ひどい場合なら、開口時に顎関節がカクカクとクリック音が生じる。

 

それを踏まえ、「はぎしりする?」と患者さんに聞いても無自覚であったりします。

無意識のことなので、なかなか防ぐのが難しいですね。

 

それなのに体に対する影響は結構大きいのです。

ブラキシズムは、歯・歯肉・歯槽骨(歯を支える骨)と

その周囲の組織にさまざまな影響や弊害を及ぼします。

 

歯や周囲の骨などが受け止める咬む力は、

強い人では70kgを超えるようなとても大きな力です。

ブラキシズムの場合、その大きな力が持続的に加わるため、

硬い物を食べるときのように一瞬だけ強い力がかかる場合よりも、

ずっとおきな影響がでるのです。

ブラキシズムにより激しく歯どうしをこすりあわせるために、

硬いはずのエナメル質もすり減ってしまい、中の象牙質が見えてきています。

 

ときどきしみたりしますし、残ったエナメル質の部分が薄くなって強度が落ち、

歯が割れやすくなります。

もっとすり減ると、露出した“歯髄”という歯の神経に細菌が感染し、

歯髄に炎症が起こってしまいます。

 

また、力の影響で歯髄が死んでしまったり、歯の根の先端に炎症が起きることがあります。

腫れたり、咬むと痛みが出たりします。

 

強力な力で激しくこすり合わせることにより、歯そのものが割れてしまうこともあります。

歯髄が残っている場合、強度が落ちてくるため、いっそう割れやすいのです。

 

割れてしまうと、治療のしようがなく、残念ながら抜歯しなければならないことが多くなります。

上では歯に対する障害だけを説明しましたが、他には歯周組織への影響もあります。

 

歯周病にかかっている歯に、さらにブラキシズムによって横揺れの大きな力が加わると、

急速に歯肉や歯槽骨の状況が悪化することがあります。

 

更に、顎の関節や顔面の筋肉などに悪影響を与えることもあり、

頭痛や肩こりといった症状と関係していることもあるのです。

 

そういう場合は、マウスピースを進められることが多いと思いますが、

そのマウスピースってどんなん?・・・・って思いますよね。

 

歯ぎしり用マウスピースは、歯にはめることにより

上の歯と下の歯が当たったときの衝撃を和らげてくれます。

つまり歯ぎしりや食いしばりをしてしまっても、

何もつけていない状態より負担が軽いということ。

これにより歯ぎしりによる歯や身体への影響を軽減してくれます。

 

覚えておきたいのは、マウスピースは歯ぎしりを治すものではないということ。

あくまで「負担を和らげる」ためのものです。

 

もしも、ご自身の口腔内のことで、わからない事があれば

タニダ歯科の検診をご利用して頂ければ幸いです。


訪問診療とケアマネージャー

こんにちは。訪問歯科医師の村山です。

訪問歯科診療では、診療を受けられるご本人様だけでなくご家族様や施設スタッフの皆様、

ケアマネージャーさん、多くの方々の協力があって成立します。

歯科医院への通院が困難となった場合、訪問歯科がお助けします。

その際には要介護認定を受け、介護保険者証を取得されているか確認します。

介護保険のなかで歯科医師のサービス提供は、

要介護認定を受け居宅で療養している患者を対象としており、

介護サービスは介護保険に、歯科訪問診療科や処置行為などは医療保険で請求します。

介護保険は医療保険より優先することになっており、

介護保険の認定患者で療養内容が同一であれば、

まず介護保険に請求しなければならないという決まりがあります。

これまでにもお伝えした通り、訪問診療に出向いた時には、

医療保険者証と介護保険者証どちらも確認します。

歯科医師、歯科衛生士が行う居宅療養管理指導は、歯科医師が行う医療保険上の歯科訪問診療を

実施している介護認定されている患者さんに行います。

ここでケアマネージャーが大切となります。医療を含め、

在宅サービスは介護区分によって利用限度額が定められており、

限度額に応じてサービスのプランを立てるのがケアマネージャーです。

 

 

 

介護保険法におけるケアマネージャーは、

要介護者または要支援者(以下「要介護者等」という。)からの相談に応じ、

要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう、市区町村、

サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、

要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識および技術を

有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたものと定義されています。

介護区分によって1月に使用できる単位数の上限が定められており、

各要介護者は自分の心身状態に合わせて様々な介護サービスのプランを受けますが、

自分ではこのプランを組むことができないので、プラン作成を専門家に依頼します。

この専門家がケアマネージャーなのです。なお訪問で請求する居宅療養管理指導料は

ケアプランの限度額には含まれませんが、診療日時を重ねて他のサービスは

受けられませんので気を付けましょう。
介護保険制度上、大切な役割を担うケアマネージャーですが、

担当の方の氏名や連絡先は保険証に書かれていませんので初診時には

保険証類のご提示と共にこちらの情報も別途お知らせ下さい。

そして担当の変更があった場合も遅滞なく教えて下さる様にお願いします。