2025/11/13
こんにちは。歯科医師の柏谷です。今回は歯周病について書いていきます。
歯周病は大人の90%が罹患していると言われています。そもそも歯周病とはどういったものなのか書いていきます。

歯周病とは漢字の通り歯の周りの病気です。
歯の周りというのは歯茎、歯を支える骨、歯根膜、セメント質のことを指します。
これらがプラーク(汚れ)によって引き起こされることによって起こる病気です。
口の中には体の中で1番多くの細菌がいます。この細菌は普段悪いことはしませんが、
歯磨きが十分でなかったり、糖質を過剰に摂ると細菌がネバネバした物質を作り出し歯の表面にくっつきます。
これがプラークです。プラークがどんどん溜まると集まって膜を張ります。
いわゆるバイオフィルムというものです。
わかりやすくいうと銭湯の入り口のところがヌメヌメしたものと一緒です。
それも放っておくと硬くなり、歯石といわれるものになります。全て細菌の集まりです。
この細菌は始め歯茎から悪いことをします。歯肉炎という状態です。
歯茎が真っ赤になったり歯磨き中に出血したりします。歯肉炎という状態を放っておくと歯周病になります。
歯周病は歯茎が赤紫色になります。歯茎から出血したり膿が出ます。歯茎がなくなり歯が長く見えたりします
。歯が揺れて腫れたり痛みが出ます。歯周病の治療法について説明します。
歯周病の原因のプラークをなくすことです。そのためには日頃の歯磨きが最も重要です。
毎食後歯磨きを行い、フロスをきちんとすることが1番大切です。
それでも自分では汚れを取りきれないところがあります。
そこで3ヶ月に1度でいいのでタニダ歯科でクリーニングにいくことが大切です。
次回は歯科医院での歯周病治療や全身との関係性について書いていきたいと思います。
根管治療
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