2021年10月:タニダ歯科医院ブログ

タニダ歯科医院ブログ

西宮市の歯医者「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

唾液③

こんにちは、豊原です。

最近、朝晩の冷え込みがあり、秋の訪れが本格化してきましたが、

皆様いかがお過ごしでしょうか?この調子であっという間に年末が

やって来そうですね。まだ日中暖かいうちに外回りの大掃除、

始めた方が良さそうですね!

さて、今回も唾液の作用について書きます。

前回も唾液中の酵素をご紹介しましたが、他にも有名な酵素として

アミラーゼがあります。アミラーゼは唾液中の消化酵素であり、

パンや米などのでんぷんを麦芽糖へ分解します。

噛むことで食べ物と混ざり、消化を進めて小腸のマルターゼや

酸でさらに加水分解され、ブドウ糖になります。

ブドウ糖はグルコースとも呼ばれる単糖類でエネルギー源となり、

体にとっては大切な物質です。脂質よりも早く分解吸収されるので、

運動などでエネルギーを消耗した時や低血糖時などでは、

素早くエネルギーを補給するのにはブドウ糖が適しています。

脳がエネルギーとして利用できるのもブドウ糖であり、

人体にとってはとても大切な栄養素になります。

ブドウ糖は血中では血糖として存在し、インスリンにより

濃度がコントロールされています。血液中のブドウ糖濃度が上がると

インスリンの作用により中性脂肪に変えられ、脂肪細胞に蓄えられます。

このため、ブドウ糖を多く撮り過ぎると結果的に肥満を招き、

生活習慣病の原因につながります。

唾液にはさらに、上皮成長因子と神経成長因子が含まれていて、

組織修復による傷の治癒を促進してくれます。

しかし、だからといって手や足の傷に唾をガンガン吹きかけて

良いかと問われると私はNOと答えます。

なぜなら、唾液にはそういったプラスの因子も含まれますが、

口腔内細菌というマイナスの因子も含まれるため、

口腔清掃状態の良いとはいえない環境の唾液ならば、

吹きかけない方が良いように思います。

あくまでも、どうすることもできない環境で最悪の場合の

一時的な処置としてお考えください。

最後に唾液には、カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ化物イオンなどが

含まれており、食事などにより一時的に脱灰状態になった歯のエナメル質を

再石灰化を促してくれます。正常な再石灰化が起こることで、

脱灰状態の進行を防ぎ、虫歯のリスクを軽減してくれています。

唾液についてたくさん述べてきましたが、唾液中の多くの有効な成分が

私たちの口腔内のみならず、体全体の健康維持に大いに寄与して

くれています。

少しだけ、自分の体の組織なり臓器なりに感謝してあげてくださいね。

 

 


ここまで見える!歯のレントゲン撮影

 

こんにちは。院長の谷田です。

10月31日は
毎年この時期になると色々なお店で
ハロウィンの飾り付けやお菓子、
仮装グッズなどが並び始めます。

 

かわいらしいオバケやカボチャから、
ちょっとリアルで迫力のある
吸血鬼やゾンビ、ガイコツの衣装まで様々。

 

見ているだけでも楽しげで賑やかな雰囲気が
伝わってくるような気がしますね。

 

 

ちなみに、当院では頻繁に
「ガイコツ」ならぬ
「骨」が目撃されます…

 

…といっても、
心霊現象でもなんでもなく、
レントゲン撮影のこと!

 

今回は、そんなレントゲン撮影で
私たちが「一体どんなことを診ているのか」を
ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

◆見た目よりも実は深い?!
むし歯の大きさがよく分かる

 

むし歯治療は進行具合によって
治療方法などが大きく変わるもの。

 

ほんの小さな黒い点にしか見えないむし歯や、
一見何も問題がなさそうに見える歯であっても、
実は歯の中でむし歯が大きく広がっていることがあります。

 

肉眼で直接見ることのできない部分も、
レントゲン撮影ならしっかり調べられるので、
適切な治療を行うためにとても役立つのです。

 

 

他にも、
見つけることが難しい歯と歯の間のむし歯や、
「かぶせもの」の下にできたむし歯
レントゲンでは見つけることができます。

 

 

 

むし歯の見逃しをなくすことで、
早期治療につなげることができるのです。

 

 

 

 

◆知らない間に溶けている?!
歯ぐきの下の「骨」まで見える

 

歯は、歯ぐきの中の骨に支えられていますが、
歯周病が進むとその骨が溶けて
歯を支えられなくなり、
いずれ歯が抜ける原因に…。

 

 

 

歯周病は自覚症状が少ないため
ご自身ではなかなか気づくことがありません。

 

ですが、そんな歯周病も、
歯科医院で検査を受けていただければ
見つけることができます。

 

さらに、レントゲン撮影では歯ぐきの中など、
目に見えない部分も確認することができます。

 

歯周病による悪影響がどの程度まで及んでいるか
より詳しく把握して、
治療に役立てることができるのです。

 

 

 

 

◆隠れている歯も丸わかり!
これから生える歯の状態をチェック!

 

まだ生えてきていない永久歯がどういった状態か
といったことや、
歯ぐきの中に隠れた親知らずの有無も
レントゲンでチェックできます。

 

 

特にお子さまの場合、
まだ姿の見えない歯が
「どのような向きになっているか」
を知ることで、
周りの歯に悪い影響を与えないかなどを予測し、
今後の治療計画に役立てることができるのです。

 

 

 

◆思いがけず○○を発見…!
歯に関係なくてもしっかり確認

 

 

歯の治療のために撮影したレントゲンで、
患者さん自身に全く自覚がなかった
腫瘍などを発見する

というケースもあります。

 

私たち歯科で治療ができないものだとしても、
治療に適した外部の医療機関を紹介するなど
しっかりと対応させていただきますので、
ご安心ください。

 

 

 

 

 

このように、見た目だけでは分からない情報を
細かく伝えてくれるレントゲン。

 

レントゲンから得られる情報は、
正確な診断・治療につながり、
治療を早く終わらせることにもつながります。

 

ご不安なことや、分からないことがあれば
いつでもお気兼ねなくご相談ください。

 

これからも皆さんが安心できる治療を
心がけていきます!

 

 

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE


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