西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

補綴の方法

こんにちは、川村です。

まだまだ、寒い日が続きますが体調に気をつけてください。

 

今回は、補綴の方法(歯を抜いたあとの)についてです。

 

先ず、どうして歯を抜いた後に何かしら治療しなくてはいけないのでしょうか。

・咬みあわせが少なくなるので咬みにくくなるから

・歯を抜いた反対側の歯が浮いてくるから(挺出してくる)

・歯を抜いた隣の歯が傾いてくるから(傾斜してくる)

・前歯の場合、見た目があるから

と、簡単に書くとこれくらいあります。

 

 

次に、どうやって治療していくかです。

はじめに大きく分けると、保険診療の方法と自費診療の方法があります。

(材料の種類は不問)

自費診療の方法については、インプラント治療のことになります。

今回は、保険診療のことについてです。

 

保険診療で出来ることとは、ブリッジと義歯になります。

ブリッジとは、真ん中に歯がなくなってしまった場合に、

両端の歯を支えにして橋渡しをするような感じにするものです。

(特別に認められているブリッジは構成が違います)

歯科用のセメントでつけるので、固定式のものになります。

最大の欠点としては、

支えとなる歯を必要とするので歯を削らなくてはいけない

ということです。

支えとなる歯が平行でないと、

ブリッジを入れるときに引っかかってしまうため、

平行にするために歯を削る量が多くなります。

神経を抜いてある歯は、削っても歯自体の痛みはありません。

しかし、神経が残っている歯を削るときは注意が必要です。

削ったら削った分だけ神経までの距離が短くなるので、

ある程度削ると神経が反応してしまいます。

つまり、しみてきたり、ひどいときにはズキズキしてきたりします。

そのため、ブリッジの支台にするために歯を削ったことが原因で

神経を取ってしまう可能性があるということです。

(虫歯がひどくなってしまったわけではないのに)

また、ブリッジの設計に依れば(保険で認められている設計)、

支台となる歯が両端1本ずつではない可能性があります。

また、ブリッジの支えとなる歯に関しては、力がかかる

(歯がないところの力の負担をしなくてはいけない)ので、

揺れが大きくなっていたり、弱っていたりしてると歯の支えとしては使えず、

ブリッジができない可能性もあります。

もう一つの方法は、義歯です。

一般的に言う入れ歯です。

ブリッジとの違いは、着脱式ということです。

つまり、取ったり、着けたりしなくてはいけないということです。

また、ブリッジに比べると歯の削る量が圧倒的に少ないということです。

今ある歯に金属の金具を引っかけるので、

歯を全周削って小さくする必要がありません。

ただし、全く歯を削らなくて済むかというと、そうではありません。

義歯の形態上、歯の咬む面のところや歯と歯の間の所に金属の金具が通ります。

上と下の歯を咬み合わせたときに、金属の金具が入る隙間が必要になってきます。

隙間がないと、金属の金具を通すことは勿論できません。

そのため、隙間を作るために少しだけ削って調整する可能性があります。

いずれの方法にしても、型を取らないといけないので、

歯肉の治りを待つ必要があります。どちらの方法も利点欠点があります。

抜歯した後、1か月程度はかかりますので、

それまでに治療の時間をとって時間があるときに話を聞いて、

どの方法にするのか検討してみてください。