虫歯の原因と予防について

タニダ歯科医院ブログ

西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

虫歯の原因と予防について

こんにちは。歯科医師の柏谷です。

現在歯医者に行く理由は歯が痛いから

歯医者に行く人もいますが虫歯や歯周病にならないための予防で

歯医者に行く人も増えています。

今回は虫歯になる原因とならない予防法を書いていきます。

虫歯になる原因は4つあります。

1つ目は虫歯菌(細菌)です。口の中にはたくさんの細菌がいます。

特に虫歯になる細菌はミュータンス菌と言われています。

このミュータンス菌が歯の表面にくっつき酸を出すと歯が溶けて虫歯になります。

2つ目は糖質です。食べ物に含まれる糖質(砂糖)は

ミュータンス菌が出す酸を作る材料になります。

間食が多い人や甘い食べ物、飲み物を食べたり飲んだりする人は

歯の表面が酸にさらされている時間が長くなるので虫歯になりやすくなります。

3つ目が歯の質です。これは遺伝が大きいといわれています。

もともと歯の強い人は虫歯になりにくいですし歯の弱い人は虫歯になりやすいです。

4つ目は時間です。細菌、糖質、歯の質3つとも当てはまり時間が経過すると虫歯になります。

次に虫歯にならない方法を書いていきます。

虫歯にならないためには虫歯になる原因をなくしていきます。

まず細菌をなくすためには歯磨きです。食後に歯磨きをすることが1番大事です。

歯は親知らずを抜くと28本あります。1本ずつ磨くと3〜5分はかかります。

丁寧に磨くことが大事です。

歯ブラシの後はフロスを使うことが歯ブラシを使うのと同じぐらい重要です。

歯と歯の間は歯ブラシでは届きません。なのでフロスを使う事が大事です。

フロスは慣れるまですごく大変です。

歯と歯の間は狭く通しにくい場所もありますが、

必ず慣れてだんだんと早くなりますので習慣づけましょう。

歯間ブラシを使用されている人もいると思いますが

歯間ブラシは歯茎を傷つけることもありさらに歯と歯の間まで完全に通らないので

フロスの方がおすすめです。フロスも食後にしましょう。

次に糖質についてです。甘いものはどうしても食べたくなる時は誰でもあります。

ただだらだら食べるといつまでも歯の表面に虫歯菌の酸が増えるので

食べる時間と回数を決めてだらだらといつまでも食べるのをやめましょう。

最後は歯の質です。今は歯磨き粉にフッ素が入っています。

フッ素は歯の質を強化してくれるのでやっぱり歯磨きが大事になります。

いっぱい歯磨き粉をつけると口の中がいっぱいになるので少なめでも十分ですので、

なるべく長い時間磨くのが良いかと思います。

虫歯に関してわからないことや

歯磨きに関してわからないことがあればいつでもご相談に来てください。