タニダ歯科医院ブログ

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西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

近くかが原因⁉病気を引き起こす悪循環

1月休診日情報

子供の歯のケアのポイント

こんにちは

歯科医師の法貴です。

今年も残すところ後9日となりました。

2022年も良いニュース悪いニュース色々と

あった1年でしたが皆さんにとって

今年1年はよい1年になったでしょうか?

 

さて今回は子供への口腔ケアについてです。

まずは歯ブラシの選び方です。

歯ブラシの選び方で大事なのは、

その子供の手掌に適しているかです。

把持させたときに不安定にならず

しっかり磨けているかが大切です。

 

歯ブラシは、ヘッドが細め、小さめの方が

奥歯まで磨きやすいですが、

永久歯が大きめ、手掌が大きめな子供や、

少し歯磨きが面倒になってきている子供では、

歯ブラシのヘッドが大きめや、把持する部分が

太めなものを選択することも考えます。

大雑把になっても毎日歯を磨くと言うことを

習慣つけることが大切であり、

保護者の仕上げ磨きも大切になってきます。

次にフロスです。

歯と歯の間の虫歯予防の為にも必要です。

簡単にできる前歯からでもいいので

こちらも習慣化していくことが大切です。

永久歯への交換の為に抜けた乳児の横の歯は

磨き残しが多いのでしっかりフロスはするようにしましょう。

日常生活でも子供が自立することが増えると

保護者の仕上げ磨きが少なくなったり、

やめてしまう場合もあると思いますが、

生えてきたばかりの永久歯は幼若永久歯と呼ばれ、

まだ未熟な歯であり虫歯になりやすいです。

 

次に歯磨き粉についてです。

先ほども書いたように生えたての永久歯は

成熟途中の幼若永久歯であり、

虫歯の予防にはより気を配ります。

歯磨き粉は、味や香りが子供に合うもので、

フッ化物配合量が500ppmと低濃度のものから

年齢に応じた量を使用してください。

6歳以上15歳未満の小児には1000ppmの

歯磨き粉が推奨されています。

2017年3月に厚生労働省は国際基準に合わせ、

その上限を1500ppmに引き上げられました。

そのため従来よりも高濃度の

フッ化物配合の歯磨き粉が市販されています。

 

しかし、6歳未満の子供には使用を控える

6歳未満の子供の手の届かないところに保存する

この2点は注意してください。

6歳未満の子供では使用後に高濃度の歯磨き粉を

飲み込んでしまう、間違えてチューブから直接舐めたり、

食べたりしてしまうリスクを考慮してのものです。

 

子供の口腔内が子供の歯から大人の歯へ

交換が進む時期は、歯磨きが難しくなりますが、

大人の歯は今後使っていく歯になるので

虫歯にならないようにしましょう。

また来年もタニダ歯科医院をよろしくお願いします。

未来の衛生士と

こんにちは。院長の谷田です。

 

 

かつて当院で勤務されておられた衛生士さんが教員として活躍されておられる縁もあり、この10月より神戸総合医療専門学校に講師として呼んでいただいて「保存修復学」と「歯内療法学」の2科目の講義を担当させていただいております。

 

歯科医院にとって歯科衛生士さんは、予防や歯周病の治療、または訪問診療の要としてなくてはならない存在です。

 

しかし、衛生士さんの絶対的な人数が足りていないのが現状です。

 

当院でも30名近い衛生士が在籍しますがそれでも不足しています。
学生を教えていてもっともっと衛生士を目指す若い方が増えてきて欲しいと願っています。

 

 

 

【医院からのお知らせ】

訪問ステーションのリニューアル工事が終わり、訪問部門が更に強化されました。
歯科医院に通いたくても通えない方はお気軽にご相談ください。

 

 

タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
Googleマップ:https://g.page/r/CUn1zmeIAnWtEAE

口腔微生物叢

こんにちは。訪問担当の岩本です。
今回は、体内の細菌についての話をします。

人間の身体には、1000種類以上の微生物(細菌、ウイルス、真菌、原虫など)が存在しています。
これらの微生物は消化器、皮膚、口腔、鼻腔、呼吸器、生殖器など
人体が外部環境に接するあらゆる場所に存在し、
それぞれ特徴的な構成の集団を作っています。

この集団は「マイクロバイオータ(微生物叢)」と呼ばれます。
その構成は人によって異なっており、全身の疾患や健康状態と密接な関係があることが分かってきました。

中でも腸管には最も多くの細菌が生息しており、
これらの菌叢が乱れる(ディスバイオーシス)ことによって
アレルギー、がん、パーキンソン病、うつ、炎症性腸疾患、リウマチなど
様々な疾患が引き起こされている可能性が報告されています。

近年注目されている「糞便移植」は
健康な人の腸内細菌を患者に移植することにより、
腸内の細菌叢を変化させ、病状の改善をはかる方法です。

臓器の移植や薬剤による治療と比べて
痛みや副作用が少なく、患者やドナーにとって
負担が少なくてすむことから、
期待の治療法として世界中で研究が進められています。

また、口腔内においては、
700種類以上の微生物が存在していることが
判明しています。

これらがバランスの取れた状態(シンバイオーシス)であれば、
善玉菌の働きにより有害な病原菌は排除され、
抗炎症作用、抗酸化作用なども期待できます。
反対に悪玉菌の比率が増え、ディスバイオーシス状態となると
虫歯や歯周病の発症リスクが高くなることが分かっています。

同じような物を食べ、同じように歯磨きしていても、その人の持つ細菌叢によって、虫歯になりやすい、なりにくいの差が出てくるわけです。

細菌叢の乱れ(ディスバイオーシス)を招く原因の中で、注目すべきものとしては
喫煙が挙げられます。
最近利用者が増加している電子タバコは、
従来の喫煙よりも健康的であると思われがちですが、
発生するエアロゾルは
口腔内のマイクロバイオータを変化させ
ディスバイオーシスを引き起こす
化学物質が含まれていることが
わかりました。

マイクロバイオータの形成は
出生時に母親由来の微生物を受け取ることから始まります。

その後は養育者の持つ細菌叢、口腔衛生習慣、抗菌薬の服用、
食生活、様々な要因に影響され、徐々に形成されていきます。

幼少の頃からの生活が成人後の疾病リスクにも
大きい影響を及ぼすと考えられるため、
今後の研究によって
より良い細菌バランスに誘導できる方法が分かれば、
口腔内のみならず全身の健康維持効果が
期待できると思われます。