睡眠時無呼吸症候群

タニダ歯科医院ブログ

 

西宮市の「タニダ歯科医院」がお送りするブログです。

睡眠時無呼吸症候群

こんにちは、豊原です。

ようやく秋らしくなってきましたね!

コロナ生活3年目ともなれば注意はしつつ、

果物狩りやバーベキューなどを楽しみたいですね!

運動会や文化祭などもあるのかな。

それぞれ秋らしい学生生活が楽しめると良いですね。

 

さて、今回は睡眠時無呼吸症候群について書きます。

睡眠時無呼吸(SAS)は、睡眠中に

何らかの原因により無呼吸状態になる症状です。

無呼吸が起きる原因によって、

SASは大きく2つに分類されます。

1つ目は、空気の通り道である上気道が

物理的に狭くなり、呼吸障害を起こしてしまう

閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)です。

2つ目は、呼吸中枢の異常による

中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)です。

無呼吸状態とは10秒以上呼吸が止まる状態をいい、

大きないびきを繰り返すことが多いようです。

睡眠時に無呼吸状態を繰り返すと、

良質な睡眠が妨げられ、起床時の頭痛や

日中の眠気、仕事の能率低下、記憶力低下、

イライラや短気、不安やうつ、異常な寝汗、

頻尿、夜間の中途覚醒を起こしやすく、

日常生活のクオリティの低下を招きます。

実際、世界的にも有名な大きな事故である

チェルノブイリ原発事故や

スペースシャトル•チャレンジャー号爆発事故、

新幹線のオーバーランなどの原因が

この病気にあったと報告されています。

我々の身近でも交通事故は健常者よりも

7倍事故率が高いとの統計が出ています。

また、睡眠中に体内の酸素量が

不足しがちになることで交感神経が緊張し、

脈拍が高まり多くの酸素を供給しようとして

血圧が上昇し、この状態が長期にわたると、

血管障害に至り、心筋梗塞や脳卒中など命に

関わる合併症を引き起こしやすくなることも

分かっています。睡眠時の交感神経優位は、

活動に備えて血糖値を上げるホルモンを多く出すため、

糖尿病を合併しやすくなります。

睡眠時無呼吸症候群の主な原因は

肥満による喉周りの脂肪ですが、顎が小さい、

舌が大きい、扁桃が大きいといった生まれつきの

身体的特徴や慢性的な鼻炎など耳鼻科領域の

病気が原因となることもあります。

睡眠時無呼吸症候群は“単なるいびき”と

軽く考えられがちですが、重度な合併症や

大きな事故を引き起こすこともあるため、

できるだけ早く原因となる肥満の改善や

治療を行うことが必要です。

この続きは、また次回。

秋は台風シーズンでもあります。

皆様、防災にも気を配りつつ、

秋の味覚や過ごしやすい季節をお楽しみください。

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