矯正歯科・歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療
当院の矯正歯科治療

当院の矯正歯科の目的は、患者さまの歯をキレイに並べ、美しい口元と健康的な噛み合わせによって生活の豊かさを提供することです。見た目の美しさはもちろん、しっかり噛めて健康的な人生を送るための矯正治療を提供しています。
アメリカでは当たり前ように子どもの頃に矯正治療を受けますが、日本は費用や治療の効果に対する不信から、治療に踏み切れないでいる患者さまが多くいらっしゃいます。
矯正治療の終了は正しいブラッシングまで

当院は決して安くない費用と時間を費やして手に入れた美しい歯並びを、いつまでも美しく健康的に維持していただきたい思いから、正しいブラッシングの習慣を定着させるまでが矯正治療であると考えています。
矯正の最大のメリットはむし歯や歯周病のリスクを軽減できることです。矯正治療中も徹底したブラッシング指導を行いますので、ぜひ根気強くお付き合いください。
当院は決して安くない費用と時間を費やして手に入れた美しい歯並びを、いつまでも美しく健康的に維持していただきたい思いから、正しいブラッシングの習慣を定着させるまでが矯正治療であると考えています。
歯並びにお悩みをお持ちの患者さまは、ぜひ当院までご相談ください。
お子さまの矯正について

子どもの矯正に力を入れています
当院では特に子どもの矯正治療に力を入れています。歯並びの乱れは、主に顎と歯の大きさのバランスの悪さが原因です。最近、硬いものを噛む機会が少なくなったことで、昔に比べて現代の子どもの顎は小さくなっています。
顎が小さくなって歯が並びきれずに歯並びが乱れるのであれば、顎を大きくすることで自然と正しい位置に歯は収まるはずです。矯正装置の装着で顎を拡大する治療方法を提案しています。
矯正装置は、自分で取り外しできて装着の痛みがないことからストレスなく矯正治療に取り組めます。また、成長してから行う矯正のように、抜歯せずに美しい歯並びを手に入れられます。
小学校低学年からの矯正治療のメリット
- 歯を抜く必要がない(症例によっては抜歯の必要な場合もあります)
- 矯正装置装着時の痛みがほとんどない
- ワイヤーを使わないため目立ちにくい
- 自分で取り外せる
- 顎の成長を促す
- 大人になってからの後戻りの可能性が少ない
- 将来的にむし歯や歯周病になるリスクが減る
当院は、お子さまの美しい歯並びと噛み合わせの獲得と、健康的な人生を歩んでもらうためのお手伝いをさせていただいています。
歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療

歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療を行っています。
歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療は一時期に顎の骨に埋め込んだ歯科矯正用アンカースクリューを固定用の柱にして、治療期間短縮と今までの矯正治療では難しかった歯の動きを可能にした矯正治療方法です。煩わしいヘッドギアの装着もいりません。
メリット
- 歯の移動が容易
- 煩わしいヘッドギアの装着が不要
- 矯正対象ではない歯に負担がかからない
- 抜歯を最小限に抑えられる
デメリット
- 15分~30分程度の手術が必要
- 歯科矯正用アンカースクリューを浅く埋入するため、まれに脱落する場合がある
- 万が一歯科矯正用アンカースクリューが脱落した場合、再度埋入する必要がある
- 骨が完成していない18歳未満の患者さまに適用できない
※歯科矯正用アンカースクリューの脱落の可能性は10%前後です
※歯科矯正用アンカースクリューが脱落した場合の再手術は無料です
埋入方法
骨の表面の皮質骨に埋入するため、麻酔は浅く、1本あたり20分程度の短時間ですみます。
歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療Q&A
Q.術後の痛みはありますか?
A.個人差がありますが、全く痛みを感じないか、もしくは麻酔の効果が切れる頃にわずかな痛みがある程度です。
Q.外す時は痛いですか?
A.麻酔をしますので、痛みはありません。
Q.歯科矯正用アンカースクリューを入れておく期間はどのくらいですか?
A.矯正期間中の一時期のみです。症例によってばらつきがありますが、6ヶ月程度が一般的です。部分矯正は2~3ヶ月と短く、大きく歯を動かす時はもっとかかる場合があります。
Q.費用はどれくらいかかりますか?
A.通常の矯正費用とは別に1本31,500円~52,500円(税込)です。歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療をすることで治療期間が短縮され調整料が少なくすむので、一般の矯正治療とトータル的な費用はほとんど変わりません。
※お選びいただく歯科矯正用アンカースクリューの材質によって多少価格が前後します。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
全てのリスクや副作用が生じるわけではありません。 (出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会)
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
※公益社団法人 日本矯正歯科学会より出典