掲載日: 2026/03/19
こんにちは。タニダ歯科医院の柏谷です。
前回は歯周病について書きました。今回は続きを書いて行きます。
今回は前回の歯医者に行って歯石取りや歯磨きでも歯周病が改善しない場合の治療について書きます。
歯石が奥深くに残っている時に行う治療です。この時に行うのが歯周外科治療と言います。
最も多くされているのがフラップ手術と言います。
まずは局所麻酔を行います。その為、手術中は痛みはほぼないです。
次に、歯茎を切開し、歯の根っこの方まで見えるようにします。
そこについている歯石やプラーク(汚れ)を取り除きます。その後歯茎を元に戻して縫合して終わりです。
1週間後に糸を取って終わりです。
外科と聞くと大変そうに聞こえますが、日帰りですし、全部で1時間程ですので大した事はないです。
ただ歯の掃除で見えないところを見えるようにしてるだけです。
これでも治らない場合にはエムドゲインやリグロスという方法があります。
これは、糸で縫う前に骨ができるような薬を入れる方法です。
歯周外科には他にもいろいろな症状によって種類がありますが、ほとんどはフラップ手術をしています。
もし抜歯と言われてしたくない時には是非タニダ歯科医院にお問い合わせください。

掲載日: 2026/03/05
こんにちは、川村です。
少しはましになってきましたが、まだ少し肌寒い日が続きますね
最近、訪問診療していて、義歯を作ってから短い期間で義歯を紛失をしてしまったケースがありました。
ということで、義歯の話です。
義歯を作っていく時に必ず説明される項目の1つに、来院回数(期間)があります。
4回〜5回かかりますよ、1か月半位かかりますよ、とか言われた記憶ありませんか?
義歯は直ぐには製作できません。
義歯を作っていくにはいくつかの工程が必要になります。
<前段階>
●歯を抜いた直後は、抜いた後の傷口が治っていません。
歯肉が盛り上がってきてからの型どりになります。
治っていない状態で型どりをしてしまうと、歯肉が治りきった時に形が変わっているので当たりが強くなったり、隙間が空いたり、適合が悪くなることがあります。
<工程1(場合により2回)>
●型どり
歯医者で何か作る時(修復物、補綴物)に必ずすることがあります。
型を取ることです。
型を取って模型を作成しないと、製作することはできません。
義歯を作るのにも、もちろん型どりをします。
ただし、詰め物や被せ物を作る時の型どりとは、異なります。
歯肉、粘膜の型も取らなくてはいけません。
ですので、精密な型どりをする必要があります。
精密な型どりをする場合、工程が2回になります。
その場合は、個人専用のトレーを作製して、型どりします。
2回型どりする時、1回目と同じのことをしているように見えますが、実は、型どりの器具が違っています。
<工程2>
●咬合(かみあわせ)
型どりをして、上と下の模型が出来上がりました。
ここで重要なのは、どこで噛んでるのか? になります。
上下的な位置(高さ)、左右的な位置を再現しなくてはいけません。
そこで、噛み合わせを取るための装置を使って噛み合わせを取ります。
噛み合わせがずれてしまうといけないので、慎重に取っていきます。
何回か、開けて〜、噛んで〜と、言いながら噛み合わせを採っていきます。
<工程3>
●試適
完成一歩手前の状態です。
実際に、金属のバネや人工の歯を並べてきます。
もし、噛み合わせがずれていたりすれば、1つ前の工程に戻り再度かみあわせをとることもあります。
鏡をみてもらい、問題ないようであれば終わりです。
細かな微調整は、完成してきてから行います。
<工程4>
●完成
義歯が出来上がりました。
バネの強さや噛み合わせの高さなど、微調整をしていきます。
義歯の完成までの工程は以上です。
各工程の間は、技工所に出して、技工士さんに作製してもらいます。
ですので、製作期間などがかかり、義歯完成まで時間がかかります。
しかし、これで終わりではありません。
何回かの義歯調整が必要です。
実際に食事をして噛んでみると痛いところや違和感がある所が出てくるかも知れません。
何回かの調整をしていき、使ってもらえる義歯にしていきます。
作った後も定期的に義歯のメインテナンス、調整をしていきます。
このように、義歯を作製し使えるようになるまで、いろいろな工程があります。
義歯を紛失してしまうと直ぐには作ることはできません。(例外を除く)
時間と費用がかかってしまいます。
慣れて、問題なく使えるようになった義歯、大切に保管・管理してくださいね!

掲載日: 2026/03/03

こんにちは。院長の谷田です。
3月は新年度前の春休みの時期ですね。
特にお子さんがいる場合は、
お家で過ごす時間も増え、
ついおやつに手が伸びる回数も多くなりがちです。
そうなると心配なのが、むし歯です。
実は、よく言われる
「甘いものの食べ過ぎ」に限らず、
むし歯のなりやすさには
さまざまな要因があります。
◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!?
毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、
お子さんがむし歯になってショックを受けたり、
自分を責めてしまったりする保護者は
少なくありません。
しかし、子どもの歯は
大人の歯に比べてやわらかく、
むし歯になりやすいという特徴があります。
仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、
それだけでは完全に防げない場合もあるのが、
子どものむし歯の厄介なところです。
子どものむし歯は
「きちんとケアしていたかどうか」
で決まるものではなく、
いくつかの条件が重なったときに、
はじめてできたり、進みやすくなったりします。
その仕組みを知ることが、
お子さんの歯を守る第一歩です。
◆むし歯につながる4つの要素
むし歯は1つの原因で起こるものではなく、
「細菌」「糖分」「歯質」「時間」
の4つの要素が重なったときに起こります。

(1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数
(2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度
(3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き
(生まれつきや年齢による個人差あり)
(4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ
むし歯はこれら4つの要素の重なりを
小さくすることで、
リスクを下げることができます。
◆セルフコントロールできるのは
「糖分」と「時間」
4つの要素のうち、
ご家庭で意識してコントロールしやすいのは
「糖分」と「時間」です。
ここで重要なのは、
甘いものの量を減らすことよりも、
食べる回数やタイミングに
メリハリをつけること。
例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、
甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、
お口の中に糖分が残る時間が長くなり、
むし歯リスクが一気に高まります。
「おやつの時間を決める」
「甘い飲みものは特別なときだけにする」
など、できることから少しずつ始めてみましょう。

◆歯科でのチェックで
「細菌」と「歯質」をフォローしよう
一方で、「細菌」や「歯質」は
ご家庭の努力だけでコントロールするのが
難しい要素です。
歯の強さやだ液の働き、
むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、
歯科医院でのフォローが欠かせません。

歯科医院では専門的な視点で
リスクや注意点を保護者と共有し、
家庭でのケアがより効果的になるように
サポートしていきます。
むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、
まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。
タニダ歯科医院
〒669-1133 兵庫県西宮市東山台1-10-5
TEL:0797-61-2000
URL:https://www.tanidashika.jp/
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